百八記blog

はてなダイアリー「百八記」から引っ越しました。相変わらずの、がさつずぼらぐーたら。

書評サイト

いくつかありますね、書評サイト。あんまり見ていませんが。
最近のお気に入り、エキサイトの書評http://www.excite.co.jp/book/
非モテ女子の文学が更新されていたので、覗きに行きました。
よいねよいね。非モテはよいね。オレも非モテだがそれはさておき。
非モテ男子文学のうちのいくつかは本気でつまらんが非モテ女子文学は破壊的なエネルギーがあって面白いものが多い。どういう差なんだろう。男子のほうが非現実的ちゅーか、なんとかならんかとあがく姿に「オレもちょっとはモテんこともないはず」みたいな思い込みが見えたりするからか。あるいはモテなくても人として面白いならそれはそれでアリ、みたいな問題のすり替えをしたりするからか。モテないこと自体が面白いのになあ。
で、笙野頼子とかすげえ好き。今回の書評対象の平林たい子、実は読んだことないんですが、覗いてみようと思ったです。

胡蝶の夢

先日、クウキさんにいただいた『花神』がたいへん面白かったので、間髪いれずに同時代の蘭方医を主として進む、こいつを買ってまいりました。全4巻で、ただいま3巻の最期のほうを読んでいます。うう、読みおわるの勿体ない面白さだな。
ちなみに平岩弓枝の『御宿かわせみ』も、この時代の話でして、脇役ながら蘭方医が大変に面白い存在として出てくるのです。これ読み終わったら、また同時代の蘭学徒を描いた、違う作家のものを探そう。

胡蝶の夢(四) (新潮文庫)

胡蝶の夢(四) (新潮文庫)