百八記blog

はてなダイアリー「百八記」から引っ越しました。相変わらずの、がさつずぼらぐーたら。

何を信じて生きるか

ちょっと前、俳句の師匠であるツラツリ師に、宗教にすがる気はあるか?と聞かれましたが、そのときは、いえ無いです。とお答えしました。
で、その後つらつら考えるに、えーとつまり、「まだ今のところ」信教を持つだけの覚悟が無い。というような状況でして。
そこへ、この本の文庫化。著者はプロテスタントから浄土宗(親鸞信徒)を経て禅宗に辿りついた(らしい。そのように前書きにある)人で、神や仏はいないよというところから出発するシャープな味わいの一冊。
そう、こういうの、ちょっと読みたかったんだ。さいごには何かを信じて生きていく(それは宗教ではないかもしれないが)んだろうけれど、それまでのモラトリアムはそれとして、いろいろ読んで考えたいの。

誤解された仏教 (講談社学術文庫)

誤解された仏教 (講談社学術文庫)