百八記blog

はてなダイアリー「百八記」から引っ越しました。相変わらずの、がさつずぼらぐーたら。

SPEEDIなど

さて、こちらが「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI) これまでの予測計算結果」です。
文科省がトップページからリンク貼ってるだろう思って探したんだけど見つけられなかった。
これは原子力安全委員会のホームページからです。現時点で5/2までのデータを公開。
http://www.nsc.go.jp/mext_speedi/past.html

PDF化が雑だねえ。縮尺ぐらいあわせましょうよ。見辛いな。仕方ないのか。
と思っていたら、世の中には親切なひとがいる。
私はお手軽に人のまとめてくれた情報を見てああだこうだ言えるわけです。

●【SPEEDI動画】3/11-16:00〜4/26-23:00 (ヨウ素)
SPEEDIヨウ素に関するPDFを動画化。

モニタリングの数値より過去どのように放出されたのかを
予測したと安全委員会は会見で述べた。
放射性物質放出予報ではない。

前部、地図の縮尺が頻繁に変わります。
このデータは原子力安全委員会がホームページ上で
配布しているSPEEDIのPDFを無加工で使用しています。 」

いま欲しいのは「今日明日の予測と長期予測」ですが
これはSPEEDIにできないのかしらねえ・・・
・・・ま、天気予報だってそうそうはヒットしないのだから、難しいのかも。

  • 追記

  こっちのが大事かも。
文部科学省 緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)による計算結果
http://www.nsc.go.jp/mext_speedi/index.html#index_%283%29

(2)SPEEDIによる積算線量の試算結果
としてあるのが、3/12以降の
・一歳児甲状腺の内部被ばく等価線量
・成人の外部被ばくによる実効線量
です。
これが事故の最初から欲しかった情報なんじゃないか。
特に一歳児の
(3月12日午前6時から4月24日午前0時までの積算線量)
は必見かな。
http://www.nsc.go.jp/mext_speedi/0312-0424_in.pdf
一ヶ月チョイで、40km圏内は100msv超えですな。
(3月12日午前6時から3月24日午前0時までの積算線量)
と比較すると、じわじわと、
100msv超えの範囲がひろがっていることがわかります。
これ今後も少なくとも数ヶ月以上広がっていくんでしょう。
やはり、事態をどう軽く見積もっても、
福島県全域で子供は早いとこ疎開させるべきかと。

もうひとつ、見逃せないのが
(3)SPEEDIによるさまざまな仮定をおいて行った試算例
で、この結果を用いて今回の計画的避難区域を決めたとはどうも考えられない。

ネット上でこうやってつぶやいてるだけじゃなくて
何かできることがあればいいんだけど、どうにかできないかなあ・・・