百八記blog

はてなダイアリー「百八記」から引っ越しました。相変わらずの、がさつずぼらぐーたら。

ごきげんよう

今日は、移動しながら、あるいは休憩時間に、あるいは作業の隙間のほんの数秒。ふっ、と。
杉浦日向子さんが、もうこの世にはいらっしゃらないんだと、思い出して呆然としました。
『百物語』は、死者がたくさん生者に混じって立ち現れる作品ですが、たとえばそんなふうにして、蕎麦屋や銭湯といったところ、新宿の雑踏、地方の居酒屋で、いつか後姿をお見かけしそうに思います。もちろん、江戸の本免許も手にされたでしょうから、時空を超えてそうしたところにも。
何をぼんやりしているんだい?人生は短いんだ。
まずは機嫌よく生きていきなよ。と、脳内の私だけの杉浦さんが、ぽんと肩を叩いてくれました。叩かれた勢いで、人には見せられない俳句が10句、できました。