百八記blog

はてなダイアリー「百八記」から引っ越しました。相変わらずの、がさつずぼらぐーたら。

高校の授業とカルチャーセンター

高校。とても楽しかった覚えはあるし、中2から高1までわけがわかんなくなってた(他の教科に比べてくっきり落ちこぼれてた)数学は、高2で選択した代数幾何のT先生のおかげで、少し持ち直した。
が。今日ただいま、基礎解析を全く、まっっっっっったく!!やらなかった。という点に於いて、ちょっと困ったことになってます。あの頃は、まさかそんなもの(笑)を仕事で使う羽目に陥るなんて、思ってもみなかったからなあ。ま、愚痴を言ってても仕方ない。私が悩んでいたのがどうやら基礎解析であるということがわかったので(当初は何を調べればいいのか、ジャンルすらわからなかった…ありがとうM)、あとは教科書読んで勉強するだけです。
別に授業サボってたとかではないの、基礎解析と数2は選択制だったから、私は代数幾何を選択して他は芸術系の科目を選択してただけであって。私の数学は、数1の途中までと代数幾何の初歩で止まっています。げしょげしょ。あの頃、私の卒業単位って、本当に足りてたんだろうかw
げふげふ。それはともかく、社会に出て、こんなかんじで他にも「知ってれば便利に使える数学知識」って、実は結構、多いんじゃなかろうか。知らなくても社会で通用はするけれど(私のも今回は、どうしても理解しないと職が無くなるとかいうレベルではなくて、ほかの方法で実現はできるので、あとは合理的かつ効率的かどうかとか、今後きちんと同業者と同じラインで話をしていけるかってことであって)、知ってた方が幸せになる考え方というのがあるんだよねえきっと。というようなことを、昨日は晩ごはん食べながら、配偶者と話したことでした。
知らなくてもいいけど知ってれば幸せになること。って、なんだか「おばあちゃんの豆知識」みたいな雰囲気もあるけれど、哲学っぽくもあるな。それか、知ることそのものが幸せと感じられることもあるな。
幸せに向かっていくのは、とりあえず、いいことだ。私は幸福の量はそこそこが一番だと思っているし、「がむしゃらに幸せになろうとする」みたいなことがどうにも下手なんだけれど、高2の時、代数幾何で3年間の数学の暗闇を脱出したときの幸福感は今でも忘れられなくて、今回の件で、ふたたびあの気持ちを味わえると嬉しいだろうなあと思います。
でね。思うんだけれども、カルチャーセンターっていろんな講座がありますね。なかには古典とか天文とか経済学入門とか、高校時代にやってたことのおさらい、みたいな講座も。しかし数学って、見た記憶が無いな。需要がないのか。独学でやっとけって話か。なんかねえ、そういう講座が今、ほしいよ。

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18:30追記。
学習塾で、英数だけとか個人教授とか、そういう看板がたくさんあることに今日ふと気がつく。今まであまりに関心が無かったから、それらの存在にもあんまり気をとめていなかったのね。現役高校生のみなさんも大変だ。
今日は書店で教科書数冊立ち読み。今すぐ知りたいことだけは、だいたいわかった。が、たぶんまだそれを芯から理解するだけの根っこができてないと思われ。それらの基礎となりそうな、数1の教科書(参考書か)、買ってみました。いまだに苦手な確率計算の解説とか載ってるやつ。もしこれ一冊読んで疑問点が残るようなら、今日チラ見した『高校生のための中学数学』てのも読んでみよう。
自分のツケを払うのは自分しかないのである。と同時に、中高時代、数学がわからないことはわかっても、どんな参考書読んでいいんだかわからなかったんだけれど、今はどれが自分に合っているか、少し読めばわかる。中高の頃はそんなに切実に困ってなかったってことね…ははは〜。