百八記blog

はてなダイアリー「百八記」から引っ越しました。相変わらずの、がさつずぼらぐーたら。

手羽元の煮付け

この百八記、ここんとこ何度も「手羽元の煮付け」という単語で検索されている模様。
しかし、手羽元の煮付けの作り方を知りたい方には、あんまり役に立たない日記じゃないかしら。ということで、お役に立つかどうかわかりませんが、私の手羽元の煮付けの作り方を書いておきます。…と言ってもコツなんかは何にもなくて、超いーかげんのざっくばらんです…w
丁寧に作る場合は鶏の手羽元は霜降りして掃除しておきますが、そのままでも大丈夫。昆布出汁(または水)と日本酒をお好みの割合で煮立てた鍋に手羽元を入れて、再沸騰したら紙蓋または落し蓋をして、弱火(とろ火ではない、沸騰がふつふつっ…ふつふつっ…と続く程度)で灰汁をひきながら柔らかくなるまで煮ます。鍋にもよりますが、私好みの柔らかさになるまで、20〜30分ぐらいはかかるかな。
大根などの根菜類と一緒に煮るなら、灰汁がだいたい出なくなってから下茹でした野菜を加えると、肉の臭みがうつらなくてすみます。が、それほど気にならないか、または肉を既に霜降りにしてあるなら、火にかける前から鍋に入れておいて大丈夫。いずれにしても(それほど出ないように見えても)灰汁はしっかりひいたほうがいいです。みりんと醤油を加えて更に10〜15分ほど煮て、火を止めます。すぐ食べてもいいのですが、中までしっかり味を染みさせたいなら火を止めてから1時間は置きます。食べる直前に少し温めます。葉もの野菜を加えるなら、生でも茹でたものでも、食べる直前のタイミングで。
そうだ、ゆで卵のストックがあれば是非、みりんと醤油を加えてから火を止めるまでに入れてください。冷めると旨い味玉になります。
こんなとこです。今後検索に来る方(いるかな)、これから煮物も美味しくなる季節ですので、楽しみですね。ボナペティ。