百八記blog

はてなダイアリー「百八記」から引っ越しました。相変わらずの、がさつずぼらぐーたら。

ロリータ

新訳、やっと読了しました。うーんちょっと時間がかかってしまったけれど、まあこの忙しさで一週間ならアリかな。
面白かったかどうかはともかくとして、かすかに記憶にある旧訳とはだいぶ趣が異なるなと。旧訳も買って読み比べてみようと思います。

ロリータ (新潮文庫)

ロリータ (新潮文庫)

ああそうだ、ちょっと思い出したことが。今号の『ダ・ヴィンチ』を読んでいて、『悪童日記』(アゴタ・クリストフ)は当時、母語以外の言語で書かれた小説としても話題になった…という一文があったのですが『ロリータ』もそうじゃんねえ。意外と多いのかもしれません、母語以外で書かれた小説。『悪童日記』も『第三の嘘』も面白かったけど、アゴタ・クリストフなら今出てる『どちらでもいい』が読みたいなあ。あんな長編(※ほめ言葉)を書いちゃった作者が短編で矢継ぎ早に繰り出す絶望感(らしいですよ)に陶酔してみたい〜。
どちらでもいい

どちらでもいい