百八記blog

はてなダイアリー「百八記」から引っ越しました。相変わらずの、がさつずぼらぐーたら。

8/24帰社

金曜の昼間に客先から自社へ帰社⇒また客先へ戻る生活も、これで最後。というわけでいつものルートをちょこちょこと撮りながら帰ってみました。
まず客先を出たら横断歩道を渡って、ちょっと地下道に入って、出てきたところに楊桃の木。毎年、美味しそうな赤い実が、熟れすぎてぼたぼたと落ちていて勿体無いと思う。東京の人はあんまりこういうの、食べないのかしら…。まあインターも近いこんな排ガスまみれの場所のでは、食べる気にならないだけなのかもしれないけれど、それならそれで、そういう位置に植えておくべきものではない。それで食べないからといって、その実が芽を出すこともなく。私は密かに怒っています。

昭和通りを渡って少し裏に入ると公園があり、そこの一角にいつも猫溜まりができています。この日は赤猫さん一匹だけがお休み中でした。この公園では広場の一隅に近所の人たちが共同で面倒を見ている猫さんたちのスペースがあって、雨の日にさして置いておく傘とか、ざっと掃除するためのちりとり(猫用って書いてある)とか、その他、地域猫(とでも言うのかな)と人が気持ちよく暮らしていくための手入れがされています。昼や、昼に帰れなかった夕方などに通りがかると、たいてい誰かが何か簡単に短時間で猫の用事を済ませてさらっと帰っていく様子が見られます。干渉し過ぎない、でも長時間の放置はしない。こういうのがゆとりというもんなんだろうなあと思うのです。猫溜まりは私が公園に入っていくほうからは反対側の入り口のそば、小さな花園の奥にあります。
   
公園を過ぎるとまた少し通りを渡って、富くじ発祥の地とされている椙森神社へお参りします。といっても二礼二拍手を守っているわけではなく、お稲荷さんの感覚。境内を通らせていたただくのだからちょこっと頭を下げて、宝くじを買おうとしているときにはお賽銭もあげて。

境内を抜けるともう自社はすぐそこ。こうした寄り道をしながらだと20分弱、寄り道しなきゃ15分強の、私の大好きなルートでした。
…実際、いいルートだとは思うけれど、体力が弱っていたときにはほんとうにきつかった。思えば私は必死で、この生活を好きになろうとしてたんだなあ…。