大人のバイオリン

友人Kさんのバイオリンの発表会へ。私が聴かせていただくのは、これで２度目。
大人になってからバイオリンをはじめた人が多く、これがですね、ものすごく、聴いていて楽しい。
安易にはじめて、すぐ成果の出る楽器ではないのです。試行錯誤の跡が見えるし、頭の中でイメージしている音とのギャップに自分でも困っている様子も見られる。そして、それら全てを凌駕する、弾きたいという思いに、勇気づけられる。
Kさんは去年よりも上達なさって、慎重になった。他の方で、覚えている限りでは、あの方と、あの方も、僭越ながら、とてもお上手になられたと思う。
大人になって、趣味として、こういった難関を越える経験を何度もする楽器を選ぶという人を、私は尊敬します。楽しかった。元気が出た。