百八記blog

はてなダイアリー「百八記」から引っ越しました。相変わらずの、がさつずぼらぐーたら。

新橋演舞場 夜の部

日比谷から2駅、東銀座に降りて歌舞伎座を見ると、もうビルの外観がかなーりできてきていました。

新橋演舞場の座席で配偶者と落ち合って観劇。お弁当は各自で好きなの買ってきたのだけど、どちらも弁松さん。お互い好きだねえ(笑)。

見終わってすぐ、私がツイートしたのは以下のとおり。
新橋演舞場夜の部終演なう。染五郎大奮闘。喉など疲れも見えました。鷹之介くん成長。まあこれからだ。七之助大出来。」
「「椿説弓張月」実に荒唐無稽でホモホモしく帝国主義な台本だなあ(ある意味ほめてます)。大道具さんすごい仕事だった!(掛け値なしにほめてます)」
「今日の舞台で気になったこと。凄惨な(見方によっては耽美狙いの)なぶり殺しの場面で笑いが起きていた。油地獄とは違ってコミカルな動きも無かっただけに違和感。」
「劇中の為朝は、ヒーローかもしれんが、使命感を発揮すればするほどに、はた迷惑な人だなあ。女とか道具みたいに扱うし、現実ではお友達になりたくないタイプの男だわ。脳みそ筋肉ん。」
…まあそんな感想です。あ、あと、ちょっと意外なことに(失礼)福助が良かったことは書いておかねばなるまい。芝雀と並んで出てきたときは、役柄が逆なんじゃないかと思ったけれど、成熟した武家の女性(名誉男性といったところか)の色気があって、ホモホモしい舞台にほどよい彩を加えていました。
いろいろ書いてますが、こういう芝居、嫌いじゃないんだ。また別の配役でも見てみたいものです。