俳句の世界
『俳句の世界』(山本健吉)が文庫化されまして、今日の通勤のお供でした。まだ読みかけです。
実際に書かれたのは戦後すぐから20年ほどの間ですから情報は古いけれども、俳句の総論みたいのは滅多に読まない上に、いろんな俳人をバッサバッサやってるから、面白くて仕方が無い。
でもって、改めて子規について考えている途中です。学生時代に短歌をやっていたことは何度か言いましたがその先生が、とにかく初心者のテクストに子規を使う方で、ことあるごとに、子規に戻れ、みたいなことを言われました。
俳句での子規は、どうやらそういう存在でもないらしい。いや山本健吉がそういう視点だからそう見えるのか?ううむ。やはり子規句集を買わなくてはわからないだろうか。
- 作者: 山本健吉,勝又浩
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/09/10
- メディア: 文庫
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