歌舞伎座昼の部
5/13(土)行ってまいりました。そろそろ記憶も薄れつつ。
- 江戸の夕映
よい配役でした。
特筆すべきは松緑の堂前大吉です。驚きました。ぐんと良くなってる、声も動きも。こういう役柄を積み重ねていくといいんじゃないかなあ。
- 雷船頭
これまた松緑、なかなかです。松緑がかっこよく見えただなんて(失礼)、はじめてじゃなかろうか。
こんなことがあるから、芝居って面白いなあと思いました。
祝☆團十郎復帰!
さすがにまだ本調子ではなく、ニラミなどの迫力こそありませんでしたが、揚幕の中から声が聞こえてきたとき、一気に空が晴れ上がったような心地がしました。あの声なしでは歌舞伎はつまらないかもしれないなあ。
口上も良く、これまた脇役まで揃った、江戸歌舞伎を見たぜ!と気持ちの良くなる舞台でした。
あとは團十郎丈、もっともっと元気になっていただきたい。まだまだ、歌舞伎には、この人の存在が必要なんだ。
- 権三と助十
ぐっと砕けて、菊五郎と三津五郎。左團次。
この昼の部は、どの演目も、配役がピタリと決まっていると思いましたが(歌舞伎座夜の部は賛否両論だったらしいですね)、これまた。ああつまり五月と江戸は、よく似合うんだなあ。