百八記blog

はてなダイアリー「百八記」から引っ越しました。相変わらずの、がさつずぼらぐーたら。

帰省日記

9/8〜10、帰省していましたので毎度の如く写真を一挙掲載。ついでに9/11、12のこともオマケで記載。

  • 9/8(金)

午後早目の飛行機に乗らねばならんので、午前中に用事を片付けるべく、荷物をまとめて日本橋のクリニックへ。
昨日採血したやつの結果を聞いて(やはりかなりの貧血でした。他に悪いところが無いのがまた…惜しいというか何と言うか)、検査結果表と鉄剤5日分を持たされ「絶対に点滴は受けてくださいね〜」と言われて、針ですか〜針嫌い〜と思いつつマンダリンオリエンタルのショップでお土産購入。ドーナツプラントでランチ。貧血を意識して、黒胡麻ペーストたっぷりのベーグルサンドね。ここのベーグルは歯ごたえがしっかりしてて噛めば噛むほど味が出る。好き。薬も早速、ちゃんと飲む。そうだベーグルもお土産にしよう。
有楽町に移動して更に買い物追加、これは母の誕生日プレゼント。さすがにちょっと荷物が増えた。ここで「あっ、そうだわ今日の私は点滴が必要なほどに、か弱い乙女ぢゃなかったかしら♪」と思い出して配偶者を荷物持ちとして召喚。ありがとう配偶者。乙女、嬉しい。
飛行機に乗ってしまえばあっとゆーまに高知です。機内のクラシックチャンネルで「惑星」の「冥王星」やってたもんで聴いたりして。惑星でなくなったとしても冥王星冥王星で、価値は変わらないんじゃないかと思うんだけど、この曲だけは、気の毒ねえ…。
猫のミーミが出迎えてくれる。アンタ暫く会わないうちに、野性的になったね…エサ皿に獲物。食べないの?何かオカズがあれば食べるの??試しにカツブシを与えてみる。喜んで食べに来る。カツブシだけ…獲物はちょいちょいとつついておしまい。おーい、命に感謝しろー。
隣の伯父の家に帰省の挨拶に行ったりしているうちに父母が帰ってきて、鰻を食べに行く。鯨とか牛スジとかワケギのヌタとかをつついているうちに鰻が来る。高知の鰻は蒸しません。皮がパリッと硬くて香ばしい
コラーゲン補給しまくった充実感。元気いっぱい。ほんとに私は貧血なのか。しかし医者の言うことは守らねば。明日はどっか近所の病院に連れて行ってねと親に頼んで就寝。
   

  • 9/9(土)

朝。重陽。いや新暦で言っても意味ないか。菊も咲いてないし、第一、この激しい雨では菊に綿を着せかけて露を云々どころではなく数秒でぐっしょりだぜ。松に滴。しみじみと美しいと見る。

午前中は点滴を受けに、近所の病院へ。元気のいいオバチャン先生がいて「あらまあー、お若いのにお気の毒」とか言われる。スイマセン。若くないです。土佐弁で診療を受けられるとやっぱりほっとする。問診とか、短い言葉で簡単に通じるんだもん。例えば「最近、動悸が激しくなってきていまして」と言うよりも「さいきん胸がづかづかしよりまして」と言うほうが楽。
午後は、数年前にできて最近来館者10万人突破したという、「竜馬の生まれたまち記念館」へ。雨はますます激しい。豪雨ですよもう。

途中、昼食にオリエントホテルへ。私と母は本日の魚のポワレ、配偶者は土佐ジローのカレー、父は鰹タタキ定食。ここの料理は美味しいのよーと父母が言うので、なんぼのもんじゃいと思って食べたらほんとに美味しい。肉や魚もさることながら、とにかく野菜がことごとく美味しくて、けっこうしっかりした味付けにも関わらず、最初から最後まで野菜の味に感激する。写真のポワレの付け合せのトマトなんかもう…(うっとり)。
もっとも、夏野菜は今が一番、味が乗る時期ではあるのでしょうね。夏に高知を訪れた人は、ぜひともたらふく野菜を食べていただきたいよ。

「竜馬の生まれたまち記念館」は、内容としては竜馬そのものの貴重な資料がということはほとんど無くて、ただただ生まれたまちであるということを生かして、生まれから脱藩までの、人との関わり方を丁寧に追う趣向。これはこれで、たいへん良い展示だと思います。
館内はいっぱいの杉の香り。照明には贅沢に使われた土佐和紙。休憩室もゆったりした作り。図書コーナーも使いやすい。いいわーくつろげるわー。
写真は、竜馬のいた時代の皿鉢と徳利など。皿鉢の模様がエキゾチックで、欲しくなる。徳利には蓋つき。ほほう。説明が無かったけど徳利の隣は杯洗かなあ。竜馬の脱藩までを追体験するコーナーは、ヘッドギアふうの装置が…あやしい。が、とりあえず装着してみる。母も装着。親子やのう。
  
晩ごはんの材料は「ひろめ市場」という観光的な性格の強めの市場で購入。
見ていたら突如としててんぷらが食べたくなった。高知のてんぷらは、要するにさつま揚げです。父は鯨の赤身と鰹を。鯨、各部位、ふつうに売ってます。ついでにお土産として芋ケンピも購入。塩ニンニクはおつまみに最適♪ここの市場は、はじめて来ました。100円で15分とかのマッサージチェアコーナーなどもあり、なかなかよさげ。
更に日章で果物なども買い足して(Mに送ったのは写真のとは別物よ)、なんか成仏できなさそうな派手やかな霊園看板に驚いたりしつつ、帰宅。
鯨がたいそう美味しくて食い尽くす。今まで食べた中でも相当上位にいきますよこれは。もっとも、当たり外れが大きいものなので、いつでも美味しいとは限らない。ラッキーでした。
    

  • 9/10(日)

激しい雷雨で目が覚める。あ、本読みながら電気つけたまま寝ちゃった…うちでやってることといっしょやん。
庭が池に見えるほどの雨量。今日は帰京だけど飛行機飛ぶかな。

飛行場(空港ってかんじしないんだよね、規模的に)に着く頃には雨は上がって、山から水蒸気がもくもく上がっていました。雲の製造過程をつぶさに見る思い。
雲の上に黒い富士山頂上を見つつ帰京。
お土産を渡しに行った配偶者実家で晩ごはんをいただく。父の育てた巨大オクラ(育ちすぎたわけではなく、この大きさでちゃんと柔らかく美味しくいただける)が喜ばれる。ありがとう父。美味しいチキンカツで迎えてくれたお義母さん。
  

  • 9/11(月)

配偶者は仕事。私は病院、こんどは行きつけの婦人科。貧血はひどいが毎日どっかで鉄剤を注射するなら会社を休む必要はなさそう。ほっとする。現状を会社に連絡。
が、夜、配偶者と話し合って、やっぱり休む方向で行こうということになる。各方面からご心配のお電話などいただく。すいません。
私はゆっくり休めたが、周囲にいろいろと心配をかけた休暇だった。反省。

  • 9/12(火)

休暇終了。
やっぱり休みますーと言いに行って、各方面での調整にドタバタ。昼過ぎ、ぐったり疲れて帰宅、通院。
ひょっとしてここ数日で一番疲れたんじゃなかろうか…ガクゥ。
配偶者に『ハチミツとクローバー 10』を買ってきてもらって元気を取り戻す。ううう。終わっちゃったよー。

ハチミツとクローバー 10 (クイーンズコミックス)

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