百八記blog

はてなダイアリー「百八記」から引っ越しました。相変わらずの、がさつずぼらぐーたら。

ポテトアップルパイ

リンゴが1個と、レモンが1個。リンゴはそろそろ生で食べるには味が落ちてきたのでレモン煮にでもするかなーと考えていたら、冷凍パイシートの買い置きがあったので、アップルパイを焼くことにしました。
しかしリンゴだけのアップルパイは、美味しいけれど食べたときの歯ざわりが単調。あと、これ今焼きはじめたらお昼ごはん代わりになっちゃいそうなんだよねえ。ちょっとはボリューム感のあるフィリングにしたい。フィリングとして一般的なのはパン粉だろうけど、うちはパン粉は常備してないし。
と、思いついたのがじゃがいもです。リンゴ中1個は少し厚みのある小さな銀杏切り。じゃがいも大1個はリンゴより更に一回り小さめ薄めに。鍋に入れて砂糖を、たぶん大匙4杯ぐらいと、レモン汁を1/4個分混ぜて、しばらく置きます。甘いのがお好きな方は、砂糖を増やしてください。今回は上白糖を使いましたが、あればグラニュー糖のほうがより美味しく仕上がると思います。
林檎から水分が出てくるのでそれで煮るのですが、今回はリンゴの水分が少なかったこともあって、少しだけ水を差しました。煮る前に、シナモンとナツメグを少しずつ。
10分ほど煮たら火を止めて冷まします。この間に冷凍パイシートを室温で解凍しておきます。
あとは、実は、適当に…大きさもお好きなように、包み方もお好みで。今回は手づかみで食べたかったので、せいぜい3口か4口で食べきれる大きさにしました。
焼くときに下になるほうに必ずフォークで穴をあけておくことと、上になるほうに切り込みを入れておくこと。ふちははがれやすいのでしっかりめに押さえること。焼く前に卵の黄身を表面に塗ること。そのぐらいです。
オーブンを200〜210度に温めて、7〜10分ほど焼きます。色がついてきたら温度を180度に下げて、更に6〜8分ほど(大きい型で焼くときは、180度のほうの時間をのばしたほうがいいかもしれませんが、だいたいこの付近で加減します)。
つまり、30分かそこらあれば、焼きたてのパイが食べられるということで。冷凍パイシート、ありがたいなあ。私は滅多にお菓子の類を作らない(作れない)のですが、ひとつには粉ものを練るのが下手ってのがあって…あとねえパイ皮は手の温度が高いとダメらしいんだけど、手の温度高めなんですよね…こういう便利なものはガシガシ活用していきたいです。