百八記blog

はてなダイアリー「百八記」から引っ越しました。相変わらずの、がさつずぼらぐーたら。

国立劇場

昨日はヨパラーイだったので書けませんでしたが、国立劇場で『元禄忠臣蔵』第二部を観てきました。

御浜御殿などなじみのある場面はあったものの、はじめて見る場面も多く、なかなか興味深い、のですが…途中で寝てしまいました…。面白いのですが全体的に、ドラマも人も、あんまり動かない場面が続くのですよ。そのじりじりするような思いが大石内蔵助の、また四十七士の心情ということなんでしょうけれど。
で、御浜御殿での梅玉が秀逸。腹の大きい殿様でした。対する翫雀も、いつものおっとりした演技とは一線を画した強さがあって、とても良い一幕でした!詳しくはニガイメ氏の感想をどうぞ。http://blog.goo.ne.jp/nigaime/e/c46951677975eb4914ac93c71691c00d
千秋楽ということで、帰りには十二月南座顔見世への荷物が積まれていました。藤十郎になった鴈治郎の荷物もあって、掃除機の入ってたダンボール箱なのは、まあ大きさなどが丁度いいんだろうなということでよしとしても、名前…鴈治郎の上に藤十郎ってガムテープで上書きですか…。引越しのダンボールも使いまわしはしますが、だってもう藤十郎になってずいぶん経ちますよ?思いがけないものを見たような気がいたしました。これはこれで千秋楽の醍醐味だったのかも。