百八記blog

はてなダイアリー「百八記」から引っ越しました。相変わらずの、がさつずぼらぐーたら。

日本橋プチ散策

いやぁ、昨日は久しぶりに一人で延々と散策なぞを。
友人Aが推奨する玉ひでで親子丼食べて、mixiで最近お近づきになったKさんからもおすすめのあった貨幣博物館に行こうという趣向。ほかに玉英堂さん、某公園の猫だまり、三井記念美術館、木屋、タロー書房、日本橋三越なぞをうろついておりました。狭い範囲でうろつきすぎだ。ばてばて。
つまりもとの職場界隈をうろうろとしていたわけで、もとより私は並んでまで何かを食べたいというような情熱は、あんまり持ち合わせていないのだけど、まあお昼ごはんに1時間並ぶなんてことは仕事してたら不可能事だし、貨幣博物館は平日17時までだし、三井記念美術館も17時まで。これはもう距離の問題ではない。

まずは11時半過ぎに並んで12時半すぎ、やっと極上親子丼と別注の後のせ(もつ)にありつく。美味。食べて店を出たら、まだまだ行列は長かった。向かいの玉英堂さんで虎やきを買ってお土産とする。
 
さあ、歩いて卵2(3?)個分のコレステロールは無問題にしておかないとね。いつもの移動ルートだった猫だまりで、7匹の猫と会ってまったりベンチで読書。これも仕事してたときにやりたかったけどできなかったことのひとつ。しかし同様の行動をとっているサラリーマン風の人々多数。…いいねそういう仕事のしかた?
ささやかながら猫だまりの写真はこちら→http://f.hatena.ne.jp/kirinsha/20071109%E7%8C%AB%E3%81%A0%E3%81%BE%E3%82%8A/
貨幣博物館は無料。警備員さんに簡単な書類(どの県から来たかとか)を書かされて入館。展示は見ごたえあり。実際の大判の重さを体感できたりします。先日受けた江戸文化歴史検定で貨幣の問題が出たので、非常に興味深く見る。1両=4000文だけど、1両小判に対しての4000文の銭サシの重量感ボリューム感はすごい。ここでも何かお土産品をと思ったけれど、自販機で売っているお土産はどれもあんまり買う気が起こらず。えーと、ホンモノのお札を裁断したものが入ってるペンとかね。いらんよ。

まだまだ歩きましょう。三井記念美術館は特別展「美の求道者 安宅英一の眼 ― 安宅コレクション」開催中。これは素晴らしい。国宝級の陶磁器にて眼福。殊に、明代の景徳鎮は素晴らしい。油滴天目(国宝)は写真では何度か見たことがあったけれど、実物は凄い。心臓ばくばくでした。こんなものができてしまうなんて、火と土は素晴らしい。朝鮮陶磁は絵付けがユーモラス。たくさん絵葉書を買ってしまう。
流石にくたびれたけれど、木屋で恒例の刃物祭やってたので覗いて、タロー書房で立ち読みして本2冊買って、三越で食器など見てまわって気になるカタログをもらってくる。狭い範囲でぐるぐるぐるぐると歩き詰めの午後でした。
そうこうしているうちに時間になったので電車移動。某ホテルにてビュッフェを予約したら「眺めのよいお席をご用意してお待ちしております」とのことで、滝の見える気持ちの良い窓際のお席で夕食となる。…下記食事日記に続く。