文庫化はめでたい

ここんとこ文庫化されてホクホクと買ったもの。
「鹿男」のほうは、うっかり入った古本屋でゲット。びっくりした。なんでまた、発売日から３日目ぐらいで、こんな楽しい小説が売られてしまうのか。一度読んだら売ってしまうタイプの人かな。私はなかなか売れないほうです。売らなきゃなんだけど・・・次回、売りに行くときは、この本は除外されると思います。ほんとに面白いんだもの。
最近の高村薫は全く読んでいない（そういえば「晴子情歌」は単行本上巻買って、下巻読んでないわ）けれど、こういうもの読んでしまうと、またぞろ、はまりたくなってしまう。合田（もうなんなのよ、このカワイコちゃんてば）と加納のイチャコラぶりはともかく、読みようによってはピカレスクロマン。単行本のときとはちょっとずつ違っているみたいなんだけど、私はどっちも好きだなあ。