百八記blog

はてなダイアリー「百八記」から引っ越しました。相変わらずの、がさつずぼらぐーたら。

予習

来月、久しぶりに観能に参ります。うふふ。
それで、久しぶりでもあり、好奇心旺盛な初心者のsさんと二人連れということもあって、何か気になったことがあればお答えしたいと、めずらしくそれなりに予習をしております。
演目は能「恋重荷」と狂言「才宝」。どちらもお舞台は初見で、とはいえ前者は超!有名曲ですから、それなりに勉強のし様もあります。後者は、私の手持ちの貧弱な資料中では、「能・狂言事典」にしか見当たりませんでした。あまり出ない演目なのかしら。それならそれで楽しみです。
ところで、前者については、いろいろあるのですけども、最も情報が充実して且つ鑑賞に望むに際して適切な情報が入っていたのは・・・はい、謡本でした(買っちゃった・・・)。今回の演能は金春ですが、買ったのは観世の謡本です。他の流派のは、なじみがなくてよくわかんない。sさんには、鑑賞の手引きとなる1頁ぐらいをコピーしてさしあげて、あとは「こんなものでお稽古するのですよ」と現物を持っていくことにしましょう。
ほかに、初心者の方に親切な、観劇の手ほどきのできるものはと、これまた手持ちを探していますと、出てきました「初めての能・狂言」。あ、こんなの持っていたんだっけ、忘れてた。帯に「読めば、「通」。一目瞭然 最適の入門書」とあり、ぱらぱらめくると、なるほどわかりやすい!それに写真がきれい!これ私も読み返したいけれど、sさんには事前に読んでいただいてもいいなあ・・・押し貸ししちゃうかなあ。と思いました次第。
今回、資料としてsさんに(一部コピーとかで)お送りするもの。私の蔵書は貧弱ですが、有名な曲だったこともあり、これでどうにかなりそうです。ほっと一安心。

恋重荷 (観世流特製一番本(大成版))

恋重荷 (観世流特製一番本(大成版))

能・狂言事典

能・狂言事典

能楽入門〈1〉初めての能・狂言 (Shotor Library)

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林望が能を読む (集英社文庫)

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能楽手帖 (1980年)

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